qdcは中国で絶大なシェアを誇るIEMブランドです。
そのなかでも日本で人気の機種、ローマ神話の神の名を冠したneptuneの魅力に迫ります。
オシャレ箱
箱がまずとてもオシャレでイメージカラーの青、それと黒が高級感を醸し出してます。
表面には英語と中国語が書いてありますね。
Neptuneの上には海王星とかいてあります。
…
調べると、なるほどNeptune=海王星みたいです。
海王星の画像を見ると青い惑星で、確かにフェイスプレートが近いニュアンスです。
付属のポータブルケースなんですが、、、なんだこの高い完成度は!
縫い目もきれいで、とても中国製だとかバカにはできません。
ネプチューンさん
ネプチューンにさんを付けてふと思い出しましたが、お笑い芸人にネプチューンさんがいますね。
英語でneptuneではピンときませんでした。
それは置いておいて、本体を箱から出しましたがとにかく奇麗です。
本当に陽に照らされた海のように、美しく青が好きな方にはたまらないと思います。
各所にqdcのロゴも入っていて、高級感やカッコよさがスゴイです。
フェイスプレートの海王星的デザインの部分には、鉱物のマイカが使用されておりメタリックにきらりと光ります。
qdcは中国の音響業界では、知らない人がいないほどのようでカスタムIEMに特化したブランドだそうなのですが、ユニバーサル機種の本機も本体フォルムはカスタムIEMを思わせるシェイプをしています。
サイズ的には耳の小さな方でも問題なく使えるスリムさです。
本体は透明感があり中の構造が見えて、ガジェット好きの心をくすぐります。
そして、中に目をやるとqdcの文字が入ったBAドライバーが1基入っています。
このドライバーはロゴが入っているだけでなく、大手メーカーに特注し製作されたオリジナルのものだそうです。
裏側はこんな感じ、なんだか見ているだけで涼しくなるような、そんな絶妙な色合い。
金文字でシリアルナンバーとNEPTUNEの文字が入っています。
裏側を見てもやはり、カスタムIEMっぽさが見て取れます。
切り離し線
ケーブルはもはやイヤホン業界ではスタンダードな交換可能なリケーブルタイプです。
コネクタは2ピンのタイプで、今は変わってしまいましたが以前のUltimateEarsのカスタムIEMと同じものが使用されているみたいです。
ということは、安くなったUEカスタム用のリケーブルで色々できたりして(妄想)…
ケーブルは柔らかくて、タッチノイズも気になりませんでした。
後は、リモコンとマイク搭載で便利です。
最近は、ワイヤレスも多いですが、好きな音質を探すという目線で見ればまだまだ豊富なラインナップとまではいかないので、自分の場合ケーブルありのイヤホンの中から模索しています。
音の傾向
タイトルにもあるように、バランスドアーマチュアドライバー1発とは思えない音質です。
バランスドアーマチュア1発によくある低域の弱さがなく、むしろキレのいい低域が豊富です。
特徴としては、女性ボーカルや弦楽器の音付近の中域が嫌みのない程度に出ており、声のかすれるような質感までリアルに再現できるイヤホンで、中域マニアの僕としてはかなり好きな音質です。
後は、音と音のくっ付いた感じがなく、分離感がかなり良くて演奏者との近さを感じます。
この辺りはかえって複数のドライバーを使わない利点なのだと思います。
コスパが良く値段も含めマニア機へのエントリーモデルとしてお勧めできるイヤホンだと感じました。
最近はドンシャリ系のすっきりしたイヤホンも多いですが、中域寄りの好みの方は是非1度試して見て下さい。
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